端末設備の技術(Ⅰ)

ファクシミリのデータ圧縮

  • 画信号の冗長度抑圧符号化としては、一般に、静止画像データの圧縮方法の国際標準規格であるJPEG方式が用いられる

G3ファクシミリ

  • 一般に、CNG信号として断続する1100ヘルツのトーンを網に対して送出し、ファクシミリ送信手順を開始する

DECT方式

  • 親機と子機との間の無線通信には、1.9ギガヘルツ帯の周波数が使用される
  • 親機と子機との通話時には、一般に、電子レンジや無線LANの機器との周波数帯が異なるので、電波干渉は発生しない
  • 子機から親機へ送信を行う場合における無線伝送区間の通信方式として、TDMA/TDDが用いられる

デジタルコードレス電話機

  • 電話機(子機)の送受器をオンフックし、子機から通信チャネルを介して接続装置(親機)に通信が終了したことが伝わると、親機は電気通信回線へ終話信号を送出する
  • 親機と子機との間の無線通信には、1.9GHz帯の周波数が使用される

事業所用コードレスシステム

  • 無線伝送区間のアクセス方式としては、TDMAといわれる多元接続方式が用いられている

デジタルPBXの空間スイッチ

  • 一般に、複数本の入・出ハイウェイ、時分割ゲートスイッチおよび制御メモリから構成されている
  • 音声情報ビット列は時分割ゲートスイッチの開閉に従い、多重化されたままタイムスロットの時間位置を変えないで、タイムスロット単位に入ハイウェイから出ハイウェイへ乗り換える

デジタル式PBXの内線回路

  • 内線回路は、内線に接続されたアナログ電話機からのアナログ音声信号を、2線-4線変換した後、A/D変換をする
  • 呼出信号は、デジタル式PBXの時分割通話路を通過することができないため、内線回路には、呼出信号送出機能が設けられている

内線回路のブロック図

  • W:通話電流供給回路(左側)
  • X:2線-4線変換回路(右側)
  • Y:符号器(上り)
  • Z:復号器(下り)

デジタル式PBXの時間スイッチ

  • 入ハイウェイ上のタイムスロットを、出ハイウェイ上の任意のタイムスロットに入れ替えるスイッチである
  • 通話メモリには、入ハイウェイ上の各タイムスロットの音声信号などが記憶される

デジタル式PBXの機能

  • デジタル式PBXの時分割通話路は上りと下りで分離されているため、2線式の内線と4線式の通話路の変換点となる内線回路には、ハイブリッドといわれる2線-4線の相互変換機能が設けられている
  • 呼出信号は、デジタル式PBXの時分割通話路を通過することができないため、内線回路には、呼出信号送出機能が設けられている
  • 被呼内線が話中のとき、異なる末尾1数字のみを再度ダイヤルすることにより、末尾1数字が異なった番号の内線へ接続する機能は、内線リセットコールといわれる
  • 通話中の内線電話機でフッキングなどの所定の操作をして通話中の呼を保留し、他の内線電話機から特定番号のダイヤルなどの所定の操作をすることにより、保留した呼に応答できる機能は、コールパークといわれる
  • IP-PBXのコールパーク機能を使うと、自席の内線電話機で、通話中の相手を一時保留するためのフッキング操作の後にコールパーク用のアクセスコードをダイヤルし、次に、離れたところの別席の内線電話機からアクセスコードと自席の内線番号をダイヤルすることにより、保留されていた相手と再度通話することができる

デジタル式PBXの内線相互接続

  • ライン回路によって送受器のオンフックを監視し、これを検出することにより通話路の切断を行なっている

デジタルPBXの夜間閉塞

  • 夜間閉塞を開始すると、電気通信事業者の交換機からは、内線指定信号が送出されずに、一般の電話に着信する場合と同様の接続シーケンスにより、夜間受付用電話機に着信する
  • 電気通信事業者の交換機に対してL2線に地気を送出する必要がある

ISDNで使用するデジタル電話機

  • デジタル電話機から基本ユーザ・網インターフェースを経由して網に接続し、通話状態が確立している場合、デジタル電話機の送話器からのアナログ音声信号は、電話機本体のコーデック回路でデジタル信号に変換される

端末アダプタの機能

  • デジタル電話機はISDN標準端末でありTA(端末アダプタ)を使用しないので、速度変換することはない
  • パケットモード端末側のLAPBと、Dチャネル側のLAPDとの間で、プロトコルの変換を行う

ISDNのデジタル回線終端装置の構成

  • 端末インターフェース部は、一般に、バス接続された各端末と通信するための送受信回路で構成されている
  • 加入者線インターフェース部は、一般に、物理的に網を終端するための線路終端回路、線路特性による伝送ひずみなどに起因して生ずる線路損失を補償するための等化器などで構成されている

ISDNのデジタル回線終端装置

  • メタリック加入者線を介して受信するバースト信号を、バス接続されたデジタル回線終端装置と電気通信事業者の交換機へピンポン伝送といわれる伝送方式で断続的に送信するためのバッファメモリを有する
  • メタリック加入者線の線路損失、ブリッジタップから生ずる不要波形による信号ひずみなどを自動補償する等化器の機能を有する
  • ユーザ宅内の停電時にも基本電話サービスを維持できる39mAの遠隔給電を、電気通信事業者側から受けることができる
  • ISDN端末側への制限給電状態における最大給電出力は、420mWと規定されている

ISDN一次群速度ユーザ・網インタフェース

  • 一般に、電気通信事業者側から遠隔給電されないため、ユーザ宅内の商用電源などからのローカル給電により動作する
  • ISDN端末側からデジタル回線終端装置、デジタル回線終端装置からISDN端末側へ給電されない

SPD

  • SPDは、サージ電圧を制限し、サージ電流を分流することを目的とした、1個以上の非線形素子を内蔵しているデバイスとされている

電気通信設備の雷害

  • 落雷時の雷電流によって生ずる強い電磁界により、その付近にある通信ケーブルや電力ケーブルを通して通信装置などに影響を与える誘導雷などがある

建築物等の雷保護

  • 雷電流によって離れた導電性部分間に発生する電位差を低減させるため、その部分間を直接導体によって又はサージ保護装置によって行う接続は、等電位ボンディングバーと規定されている

通信線から侵入する雑音

  • コモンモードノイズは、動力機器などからの雑音が大地と通信線との間に励起されて発生する

サージ防護デバイス

  • サージ電流を分流する目的とする避雷器、保安器などのデバイスは、SPDと定義されている

EMCに関するIEV用語

  • 電磁妨害が存在する環境で、機器、装置又はシステムが性能低下せずに動作することができる能力は、イミュニティと規定されている

  • 最終更新:2015-11-18 15:48:33

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード