接続工事の技術(Ⅲ)

PoEの給電方法

  • 給電に使用するRJ-45のピン番号は4,5,7,8である

プラスチック光ファイバ

  • アクリル樹脂系POFは、石英系光ファイバと比較して、口径が大きく、伝送距離は短いが、端面処理などの取扱が容易であることなどから、住戸内の配線に適用される
  • フッ素樹脂系POFは、アクリル樹脂系POFと比較して、口径はやや小さいが、伝送損失が小さいため、ビル内幹線に適用される

光ファイバ伝送路の損失試験

  • 長波長用の受光素子にはゲルマニウム又はインジウムガリウムひ素短波長用にはシリコンが使用される
  • 伝送損失の測定でOTDRを用いるとき、OTDRに接続した光ファイバケーブルの近端から10m前後の範囲は測定不能区間となるため、その範囲での破断点検出を行なう際には赤色光源を用いて目視で行なう

光配線システムの性能試験項目

  • 光減衰量、長さ、極性の保持及び継続、伝搬遅延などの項目を規定

光ファイバケーブル施工時のけん引

  • けん引する場合で強い張力がかかるときには光ファイバケーブルけん引端とけん引用ロープとの接続に撚り返し金物を取付け、光ファイバケーブルのねじれ防止を図る
  • けん引張力が大きい場合、現場付けプーリングアイを取り付け、けん引端を作成する
  • 光ファイバケーブルの中心にテンションメンバが入っていない光ファイバケーブルは、ケーブルグリップを取り付ける
  • けん引力が小さい場合、テンションメンバが銅線のときは、その銅線を折り曲げ、銅線に3回以上巻きつけ、ケーブルのけん引端を作成する
  • けん引速度は、布設の効率性を考慮し、1分当たり20m以下を目安とする

平衡配線の幹線リンク長

  • 20℃の条件で幹線ケーブルの最大長を算出した結果、82.5mとなった。30℃とすると、幹線ケーブルの最大長は、79.2mとなる

情報配線システムのフィールド試験器

  • カテゴリ6Aケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅢeに適合したフィールド試験器を用いることが推奨されている
  • カテゴリ6ケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅢに適合したフィールド試験器を用いることが推奨されている

光ファイバ損失試験方法

  • AからBの区間は、ダミー光ファイバの損失を表示している
  • Bコネクタ接続点に起因する損失を表示している
  • BからEの区間は、ダミー光ファイバの出力端から被測定光ファイバの終端までの損失を表示している
  • CからEの区間は、被測定光ファイバの入力端から被測定光ファイバの終端までの損失を表示している
測定波形.png

光ファイバの光導通試験

  • 光源は、伝送器内にあり、安定化直流電源で駆動され、大きな放物面をもつ白色光源、発光ダイオードなどから成る。伝送器での損失変動を削減するために励振用光ファイバに接続する場合は、コア径が被測定光ファイバのコア径より十分大きなステップインデックス形を使用する
  • 光検出器は、光源と整合した受信器、PINホトダイオードなどを使用する。検出レベルを調整できる分圧器、しきい値検出器及び表示器を統合する。同等のデバイスを用いても良い。損失変動を削減するため、検出器の受感面の寸法は大きくする。

OTDR法

  • 測定分解能及び測定距離のトレードオフを最適化するため、幾つかのパルス幅と繰り返し周波数とを選択できる制御器を備えていてもよい
  • 短距離測定の場合、短いパルス幅、長距離測定の場合は、光ピークパワーを大きくする

JISX5150:2004校内情報配線システムの分岐点

  • ワークエリア内で通信アウトレットの移動の柔軟性が要求されるオープンオフィス環境では、水平配線のフロア配線盤と通信アウトレットとの間に分岐点を設置するとよい
  • 各ワークエリアのグループに少なくとも1つ配置されなければならない
  • 最大で12までのワークエリアに対応するように制限されるのが望ましい
  • アクセスしやすい場所に設置するのが望ましい
  • 平衡配線用では、分岐点はフロア配線盤から少なくとも15m以上離して設置されなければならない
  • 管理システムの一部でなければならない

ビルディング内光配線システム

配線盤の分類

用途による分類 ビル内配線盤など
機能による分類 相互接続(ケーブルとケーブル)、交差接続(ケーブルとケーブルまたはケーブルとコード)、成端(ケーブル端末での接続処理)など
接続形態による分類 融着接続など
設置方法による分類 床置など

配線盤の変換接続

  • 変換接続は、要素の異なるケーブルへの変換、テープ心線からファンアウト(FO)コードを使用した単心線への変換、スプリッタやWDMカプラを用いた複数の単心線への分波などの要素の異なるケーブルへの接続方法である
  • 変換接続の形態の場合は、1次側のFOコード、スプリッタ、WDMカプラなどとの接続は融着接続とし、2次側との接続方法コネクタ接続となるのが一般的であるため、融着接続用品、コネクタ接続用品及び変換接続材料が必要となる
  • 交差接続は、ケーブルとケーブル又はケーブルコードなどをジャンパコードで自由に選択できる接続

平衡配線のリンク長

▼水平リンク長公式 覚える!!
モデル カテ5(クラスD) カテ6(クラスE) カテ7
クロスコネクト-TO H=107-FX H=106-3-FX H=106-3-FX
インタコネクト-TO H=109-FX H=107-3-FX -
H:水平配線ケーブルの水平長[m]
F:機器コード
X:水平ケーブルの挿入損失に対するコードケーブルの挿入損失[dB/m]の比

▼幹長リンク長公式 覚える!!
カテゴリ クラスD クラスE クラスF
5 B=105-FX - -
6 B=111-FX B=105-3-FX -
7 B=115-FX B=107-3-FX B=105-3-FX
B:幹線ケーブルの最大長[m]
F:機器コード
X:幹線ケーブルの挿入損失に対するコードケーブルの挿入損失[dB/m]の比

非シールドケーブル(UDP):20℃~40℃→1℃当たり0.4%減じ、40℃~60℃→1℃当たり0.6%減じる

光コネクタ

  • ドロップ光ファイバケーブルとインドア光ファイバケーブルの接続や宅内配線における光ローゼット内での心線接続に用いられる光コネクタはFAコネクタといわれる
  • コネクタプラグとコネクタソケットの2種類がある光コネクタはFA(Field Assembly)コネクタと言われる
  • MTコネクタはテープ心線相互の接続を行うコネクタで、MTコネクタクリップ及びMTコネクタかん合ピンを使用して接続する。またコネクタの着脱には着脱工具を使用する。
  • 現場取り付け可能な単心接続用の光コネクタで、ドロップ光ファイバケーブルとインドア光ファイバケーブルの接続や宅内配線における光コネクタキャビネット内での心線接続に用いられ、コネクタプラグとコネクタソケットの2種類がある光コネクタは、FAコネクタといわれる

3dB/4dBルール

  • 挿入損失が規定値(3dBまたは4dB)より小さい場合は、実測結果に関わらずその周波数範囲での性能試験に合格したとみなす
  • 平衡配線の近端漏話減衰量に関する4dBルールは規定されていない

平衡配線の性能測定

  • JIS規格による性能測定では、挿入損失の測定結果が3dB以下となる周波数範囲の反射減衰量に関する特性について、その周波数範囲の部分で試験結果が不合格となっても合格とみなすことができる
  • JIS規格による性能測定では、平衡配線の近端漏話減衰量に関する4dBルールにより合否判定を行うことができるが、ANSI/TIA/EIA-568Bの規格で性能試験を行なった場合、合否判定は規格値どおり行う
  • ANSI/TIA/EIA-568Bの規格による性能測定においては、JIS規格にある平衡配線の近端漏話減衰量に関する4dBルールが規定されないため、合否判定は規格値どおり行う

  • 最終更新:2015-11-06 17:28:59

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