GE-PON
- OLTが配下の各ONUに対して上り信号を時間的に分離するため送信許可を通知し、各ONUからの上り信号は衝突することなく、光スプリッタで合波されてOLTに送信される
- DBA機能には、一般に帯域制御機能と遅延制御機能がある
- 各ONUは受信したフレームが自分宛であるかどうかを受信フレームのPA(プリアンブル)に収容されたLLIDの識別子により判断し、取捨選択を行なっている
- OLTはONUがネットワークに接続されているとそのONUを自動的に発見し、通信リンクを自動で確立する。(P2MPディスカバリ)
- 上り信号は光スプリッタで合波されるため、各ONUからの上り信号が衝突しないよう各OLTがONUに対して送信許可を通知することにより、上り信号を時間的に分離して衝突を回避している
- マルチポイントMACコントロール副層の機能として、大きく分けてP2MPディスカバリに関するものと、上り帯域制御に関するものがある
PoE Plus(IEEE802.3at Type2)
- IEEE802.3af準拠のPSEは給電を開始する前にIEEE802.3af準拠のPDであることを検知する
10ギガビットイーサネット規格
- IEEE802.3aeにおいて標準化された10GBASE-LWは、1.3μm帯の半導体レーザを使い、WAN用として、シングルモード光ファイバが使用される
IP電話のプロトコル
- IETFのRFC3261において標準化されたSIPは単数又は複数の相手とのセッションを生成、変更及び切断するためのアプリケーション層制御プロトコルであり、IPv4及びIPv6の両方で動作する
PoE機能
- PoEの電力クラス0では、PSEの1ポート当たり、直流44~57Vの範囲で最大350mAをPSEからPDに給電することができる
- PDの電力クラス0では、最大消費電力が12.95Wである
- PoE機能を利用すると、10BASE-Tや100BASE-TXのイーサネットで使用しているLAN配線の信号対又は予備対の2対を使って、PoE機能を持つIP電話機に給電することができる
- PSEの1ポート当たり、直流50~57Vの範囲で最大30.0W、600mAをPSEからPDに給電することができる
- IEEE802.3afの規定では、PSEは1ポート当たり最大15.4ワットの直流電力をPDに給電することができる
- PSEはIEEE802.3af準拠のPDを検知して、給電を開始する
IP網のQos制御
- IP網におけるサービス品質(QoS)制御として、IPv4ヘッダ内にあるTOSフィールドの情報に基づいて音声パケットを優先して転送する
SIPサーバ
- SIPサーバ(本体サーバ)は、SIP基本機能、PBX機能及びアプリケーション連携機能を持っている
- アプリケーション層のプロトコル
- レジストラ→ユーザエージェントクライアント(UAC)の登録を受け付ける
- ロケーションサーバ→受け付けたUACの位置を管理する
- プロキシサーバ→UACからのメッセージを転送する
- リダイレクトサーバ→UACからのメッセージを再転送する必要がある場合に、その転送先を通知する
IP-PBXの機能
- コールパーク機能を使うと、自席の内線電話機で、通話中の相手を一時保留するためのフッキング操作の後にコールパーク用のアクセスコードにダイヤルし、次に、離れたところの別席の内線電話機からアクセスコードと自席の内線番号をダイヤルすることにより、保留されていた相手と再度通話することができる
無線LAN
- アクセスポイントからのCTS信号を送信端末が受信することにより、送信データが正常にアクセスポイントに送信できたことを確認している
- アクセスポイントは、送信をしようとしている無線端末からのRTS信号を受ける
- 2.4GHz帯の無線LANと5GHz帯の両方の周波数帯域でも使用できる
- 6.9GHzの無線LANはない。2.4GHz帯と5GHz帯でOFDMを用いる方式がある
- 5GHz帯の無線LANでは、ISMバンドとの干渉によるスループットの低下がない
ADSLの変調方式
- DMTといわれ、帯域幅が4.0kHzのサブキャリアを多数配置する
ADSLサービスの接続シーケンス